企業内研修:科目紹介

・研修科目は「設計力の向上」、「品質力の向上」など5分野を用意しています。
・各研修科目の詳細については下表の研修科目をクリックして下さい。
・お得な「体験研修」も用意しております。

 ◆体験研修の詳細は【こちら】らご覧ください。
 ◆企業内研修の申し込みは【こちら】からお願いします。

ー ワールドテックの標準講座一覧 ー

  設計力の向上 品質力の向上 電気・電子・メカトロ 材料・加工技術 各種技術・手法
1 新7つの「設計力」による世界No.1製品づくり 『QC 七つ道具』と『新QC 七つ道具』 電気・電子回路の基礎 ゴム材料の知識と選定・加工のポイント 技術ロードマップ
2 「設計力」こそがモノづくり競争力の原点 『SQC』入門 アナログ回路の基礎 樹脂材料の知識と選定・加工のポイント プロジェクトマネジメントの向上
3 設計品質不具合の未然防止切り札としての「DRBFM」 『なぜなぜ分析』入門 デジタル回路の基礎 樹脂材料「スーパーエンプラ」を知る アジャイルのモノ造りへの適用
4 間違いだらけの「デザインレビュー」 『自工程完結』(スタッフ業務の質向上) パワーエレクトロニクスの基礎 樹脂成型の知識 プロジェクトの課題解決とマネジメントスキルアップ
5 設計図面に必要不可欠となっている「幾何公差」を学ぶ 『実験計画法』入門 センサの基礎 金属材料の知識と選定・加工のポイント アジャイルによる開発力の向上
6 モノづくりにおける「図面の見方・読み方」を学ぶ 『多変量解析』入門 モノづくりのための制御の基礎 鉄鋼材料の「熱処理」及び「表面硬化」 新しい価値を創造するイノベーション力
7 “FMEA辞書”の活用によるFMEAとDRの効果的実施方法 仕事の進め方の基本となる『QC ストーリー』 シーケンサ制御技術 金属疲労メカニズムと疲労強度の向上技術 エンジニアのための「シーズ起点型デザイン思考」
8 品質不良・エラーを防ぐための検図 『設計FMEA』 電子機器(メカトロニクス)の基礎 金属疲労の基礎と疲労破壊の破面解析および対策 自動運転システムの安全設計と安全性評価方法
  設計力の向上 品質力の向上 電気・電子・メカトロ 材料・加工技術 各種技術・手法
9 製図法(日本語版と英語版) 製造工程の不具合未然防止『工程FMEA モータ技術の基礎 金属材料の腐食防食に関する基礎知識 効率よく機能安全開発するためのノウハウ
10 AIとIoT活用 故障原因究明の決め手「FTA」入門 実務に役立つ現場のモータ技術(必須6項目) トライボロジー概論 生産性の向上
11   『信頼性工学』 現場で役立つ、モータの振動騒音と対策法 接着技術 ”人を活かす” 製造現場づくりの実際
12   製品の目標値決めに不可欠な『品質機能展開』入門 モータシステムに活かすCAE 構造解析の基礎と応用 ねじ締付技術 現場監督者のマインド醸成と必要なスキル・役立つ取組み
13   不良品流出防止の決め手『QA ネットワーク』 電子機器のEMC対応設計 溶接・ろう接技術 自動車エンジンと制御部品
14   技術者に必須の “17の品質手法” を学ぶ『品質力圧縮講座』 ”カーエレクトロニクス用電子部品・材料技術”の基礎講座 溶接の基礎 自動車の電動化/自動運転/MaaSの最新動向
15   タグチメソッド(品質工学 電子製品の品質保証の勘所 表面処理技術(表面処理の勘所) 信頼性試験と故障解析
16       シール技術 競争力ある製品設計に欠かせないVEとその活用(演習付)
  設計力の向上 品質力の向上 電気・電子・メカトロ 材料・加工技術 各種技術・手法
17       熱処理技術  
18       切削加工に於ける問題  
19       技術者のための塑性加工技術   
20       レーザ加工技術とその応用  
21       初歩から学ぶ機械要素  
22       実務に役立つ「材料力学」 の基礎と応用  
23       振動工学の基礎  
24       水素取り扱いの基礎  

全80講座
当表に掲載の研修は、弊社の標準的な講座ですが、ご希望によりカスタマイズいたします。尚、当表にない講座もご用命を承ります。全講座ともWEB研修が可能です

 

【 講座概要 】

講座名称 研修概要 対象者
  「設計力の向上」に関する研修  
「設計力」
による世界No.1製品づくり
日本企業の製造業を取り巻く世界の競争は年々厳しさを増しています。この大競争を勝ち抜くには、「世界No.1の製品をつくる力」が必要です。
本研修では、「世界No.1」の製品づくりをテーマに掲げ、世界の競合に対し優位性を発揮する「ダントツの性能」と「ダントツのコスト」を実現する”開発設計段階での取り組み”や、競合に打ち勝つための基本コンセプトの決め方と実現方法の取り組みを ”新7つの「設計力」”を通して解説します。また具体的な実施例も紹介し、実践力を高めます。
開発・設計にたずさわる責任者、管理者、幹部社員
「設計力」
こそが品質を決める
これまでモノづくりを支える源泉は、現場のカイゼン活動や技能といった現場力だと認識されてきましたが、より一層の競争力を求めるにはより上流の取り組み、すなわち「設計力」の増強が不可欠です。
本研修では、モノづくりの競争力に大きく寄与する設計力について、いかにそれが決定的な意義をもち、具体的にどんな知識や力が必要になるか、そしてそれらを効果的に活かす開発設計の仕組みをどう構築するかを大手自動車部品メーカの例を数多く具体的に紹介しながら、わかりやすく解説します。
設計リーダー
技術中堅
設計品質不具合の未然防止切り札
メカ系
「DRBFM」

(演習付)
本研修はメカ系、機械系の技術者及び一般の技術者に向けてDRBFMの解説を行ったものです。
製品やシステムの信頼性・安全性を解析・評価する技法として、FMEA・FTAがあります。しかし、設計FMEAをしていても、不具合が開発段階で発見できず市場に流出してしまうことがあります。特に、設計プロセスにおいて十分な知見を注ぐことができないことに起因する問題を未然防止するため、どのようにしていけばよいのでしょうか。
その解決の切り札がトヨタ自動車での取り組みから生まれた「DRBFM」(Design Review based on Failure Mode)です。
本研修では、DRBFMの考え方と詳細な手法、実践するうえのキーポイントに触れながら、演習を通して実務に活かせる知識を身につけます。
開発設計・生産技術・品質保証・製造部門の中堅技術者
設計品質不具合の未然防止切り札
電子系
「DRBFM」


(演習付)
本研修では特に電子系の技術者に向けて、簡単な電子デバイスを教材とした演習を行いながら実務の説明を行います。
製品やシステムの信頼性・安全性を解析・評価する技法として、FMEA・FTAがあります。しかし、設計FMEAをしていても、不具合が開発段階で発見できず市場に流出してしまうことがあります。特に、設計プロセスにおいて十分な知見を注ぐことができないことに起因する問題を未然防止するため、どのようにしていけばよいのでしょうか。その解決の切り札がトヨタ自動車での取り組みから生まれた「DRBFM」(Design Review based on Failure Mode)です。本研修では、DRBFMの考え方と詳細な手法、実践するうえのキーポイントに触れながら、演習を通して実務に活かせる知識を身につけます。
開発設計・生産技術・品質保証・製造部門の中堅技術者
間違いだらけの
「デザインレビュー」
 
デザインレビューの本質と進め方
デザインレビューは設計開発プロセスとして多くの会社で取り入れられていますが、十分に機能しているでしょうか。
本研修では、デザインレビューが設計力を構成する重要な要素であると位置づけ、「設計力とデザインレビューはどのような関係にあるか」、「設計プロセスの中でデザインレビューはどのように行われるか」、「デザインレビューでは何を議論するのか」、「デザインレビューでは何を準備するのか」などを具体的に説明し、デザインレビューの本来の在り方を解説します。
開発・設計にたずさわる責任者、管理者、幹部社員
「幾何公差」 製品の高品質化・高精度化が要求されている一方で、設計・製造期間の短縮、コストダウンによる最大利益の確保も求められています。設計・製図のグローバル化が進み、今や幾何公差を使っていない設計図面は、「図面ではない」と言われるまでになっています。
本研修では、その設計図面に必要不可欠となっている幾何公差の基本を学んでいきます。
設計・生産技術・品質保証・検査部門の初心者から中堅技術者
「図面の見方・読み方」
  
図面は設計と生産現場とのコミュニケーション媒体
設計図面は、モノづくりにおいてコミュニケーションをとる媒体です。
図面の中には、図形形状以外に正確な寸法、公差、はめあい、幾何公差、表面粗さ、また、部品であるネジ、歯車、ばね、軸受け等の他に溶接、材料の記号など、モノづくりに対するお客様の要望、設計者の意図を正確に伝達するための手段として、すべての情報が入っています。
本研修では、職務遂行上必要な図面の見方及び読み方や簡単な機械部品の読解を習得し「図面から情報を読み取る力」を身につけます。
研究開発・設計・技術・購買・製造・営業・調達部門の初心者から中堅技術者
品質問題未然防止の道具
「FMEA辞書の活用」
近年、消費者保護の観点から品質問題に対する市場対策費用は著しく増加しています。この品質問題を分析すると、原因は既知のもの(再発)が多く、失敗事例を共有化し全社ノウハウとして活用しておれば設計段階で気づき未然防止が可能であったことが分かります。
本研修では、講師が元職場で大きな成果を上げてきた新たな道具である“FMEA辞書”※を詳説すると共に、これに基づくFMEA及びデザインレビューの効果的な実施方法を具体的に解説します。
※“FMEA辞書”:品質トラブルを未然に防ぐため、過去トラブルを設計現場で効果的に活用できるよう工夫したもの。この”FMEA辞書”により、忙しい時でも、知りたい事が直ぐに探し出せ、設計者やデザインレビュー審議者も、抜けの無いチェックが容易にできます。
開発設計・生産技術・品質保証・製造部門の初心者から中堅技術者
AIとIoT活用」

デジタル化のための必須知識
IoTやAIについて、社会の中での身近な活用事例を紹介しながら、その概念をわかりやすく解説します。
また、クラウドについて、実際にAWSを使って実例をお見せし、誰でも気軽にクラウトが活用できることを体験していただきます。さらに工業分野でのいろいろな切り口における活用事例を解説し、理解をさらに深めます。
スマートファクトリー、品質強化とIoTなどについても解説します。
IoT/AI導入を計画しておられる企業様、或いはすでに導入しておられる企業様の若手・中堅技術者
  「品質力の向上」に関する研修  
データ整理の基本
「QC 七つ道具」と「新QC 七つ道具」

整理すると見えてくるその実態
「計測したデータが多量にあるのだが、どのように整理活用したら良いのか、その方法(データの使い方)が判らない」、「改善計画をメンバーで立案して提案しなければならないのだが、上手いまとめ方が判らない」など、このようなことで悩んでいませんか?
本研修では、山積みとなっているデータ、新規のアイディアなどを整理し、見える化するために必要な「QC7つ道具」、「新QC7つ道具」について、(1)講義で手法を理解し、(2)事例を通してさらに理解を深め、(3)演習を通して具体的な実施方法を自ら体得するという3段階で学び、「QC7つ道具」「新QC7つ道具」の実践力を身につけることができます。
・新入社員から10年目くらいまでの技術者
・部下を指導するリーダー・マネージャー
データを見える化する
「SQC」

SQC で見える化してわかる物の本質
「ものにばらつきがあるというがどのように管理したら良いのか?」、「A社と B 社のデータを入手したのが、どのように優劣を判定すればよいのか?」、「今回量産化した製品の品質をどの様に管理したらよいのか?」この様な悩みを想い抱く技術者、管理者は多いのではないでしょうか。
本研修では、ごちゃごちゃした複雑なデータを整理し、見える化するのに決め手となる統計的考え方とその方法を、(1)講義で手法を理解し、(2)演習を通してさらに理解を深め、自ら手法の活用方法を体得するという2段階で学び、「SQCの基礎的な実践力」を身につけることができます。
・入社5年目くらいまでの設計、製造、品質保証部門の技術者
・入社10年目くらいまでの製造部門の現場スタッフ
再発防止の決め手
「なぜなぜ分析入門」

真因追究、仕組に落として根本対策
「不具合対策したのに同様の問題が再び発生してしまった」、「いろいろ対策しているのに、なかなか不具合が減らない」 このような悩みを抱いている方は多いのではないでしょうか。不具合の表面的な原因のみを対処しても問題は消えません。因果の関係で発生するメカニズムから問題が起きるだけでなく、その問題が発生する「しくみの不備」、「管理の不備」まで踏み込む必要があります。それらを放置したままでは、同様の不具合、形を変えた不具合が発生することになります。
ここで学ぶ「なぜなぜ分析」は、この根本にある「仕組みの不備」、「管理の不備」までをも明確にし、真因追究&対策する方法です。(1)講義で手法を理解し、(2)事例を通してさらに理解を深め、(3)演習を通して具体的な実施方法を自ら体得するという3段階で学び、「SQCの基礎的な実践力」を身につけることができます。
・開発・設計・品質保証・製造・販売サービス部門の入社10年目くらいまでの技術者
・部下を指導するリーダ・マネージャー
品質は工程でつくりこむ
「自工程完結」

お客様、後工程に高い品質の仕事を
トヨタ生産方式の柱として、「JIT(ジャストインタイム)」と「自働化」が有名です。その柱のひとつである「自働化」を実現するために生み出されたのが「自工程完結」です。
「自工程完結」は、”品質は工程でつくりこむ”ことを実現していく考え方を教えてくれます。(1) 講義で自工程完結の考え方を理解し、(2)事例演習を通して具体的な実施方法を自ら体得することができます。
・入社5年目ぐらいまでのすべての部門のスタッフ
・部下を指導するリーダー、マネージャー
因子最適化の決め手
「実験計画法入門」

自信をもって言おう!これが最適の条件です
「最高のパフォーマンスを出すために、最適な条件を求めたい」、「なんとなくこの条件がよさそうだが、自信をもってこれだといえない」この様な悩みを想い抱く技術者は多いのではないでしょうか。
本研修では、多くの因子の値を決めるのに決め手となる「実験計画法」の方法を(1)講義で手法を理解し、(2)例題事例を通してさらに理解を深め、(3)演習を通して具体的な実施方法を自ら体得するという3段階で学び、「実験計画法」の実践力を身につけることができます。
・入社5年目ぐらいまでの設計、品質保証部門の技術スタッフ
・入社10年目ぐらいまでの実験及び検査の技術者、製造部門の現場スタッフ
データの意味が解り、次が予測できる
「多変量解析入門」

データ整理の達人への道
「現場にある多量のデータを埋ずもらせていないか?」、「自動計測で次々取得しているデータを有効できているか?」 この様な悩みを抱いている技術者、管理者は多いのではないでしょうか。
本研修では、現場にある多量のデータを整理し見える化したり、データの山の中からそのエッセンスを抽出する決め手となる多変量解析の方法を、(1)講義で手法を理解し、(2)事例を通してさらに理解を深め、(3)演習を通して具体的な実施方法を自ら体得するという3段階で学び、「多変量解析」の方法を身につけることができます。
・入社10年目ぐらいまでの設計、製造、品質保証部門の技術スタッフ
・入社10年目ぐらいまでの製造部門の現場スタッフ
仕事の進め方の基本
「QC ストーリー」

今日からあなたもPDCAの達人
「あなたは、自分の仕事をどの様に計画し、実践していますか?」、「上司からPDCAを回して、仕事をせよと言われていませんか? しかし、どのように行ったら良いのか迷っていませんか?」
本研修では、仕事を上手く進めるための基本である「QCストーリー」について、(1)講義で手法を理解し、(2)事例を通してさらに理解を深め、(3)演習を通して具体的な実施方法を自ら体得するという3段階で学び、「QCストーリー」の実践力を身につけることができます。
・入社10年目くらいまでの技術者
・部下を指導する立場のリーダー・マネージャー
製造工程の不具合未然防止「工程FMEA」

製造工程の不具合に気づき未然防止する
「工程設計したけど、この工程は品質的に問題ないだろうか?」、「工程の問題を未然に防ぐにはどうしたらいいのだろう?」、「工程の故障をどの様に見つければよいのだろう?」 こうしたことで悩んでいる技術者、管理者は多いのではないでしょうか?
本講座では、製造工程における故障モード(リスク)を抽出し、工程を改善し、品質問題を未然に防ぐ「工程FMEA」の考え方やその方法を、(1)講義で手法を理解し、(2)事例でさらに知識を深め、(3)演習で具体的な実施方法を体得するという3段階で学び、工程FMEAの実践力を身に着けることができます。
・製造部門の入社10年目くらいまでの生産技術者、現場スタッフ
・製造部門の部下を指導するリーダー・マネージャー
・設計、品質保証部門の入社10年目くらいまでの技術者
「信頼性工学」

ものづくりに携わる技術者の必須知識 「信頼性」の根本を押さえる
“信頼性活動”は「ゆりかごから墓場まで」と言われていますように、信頼性においては、製品の一生を考える必要があります。
たとえば、あなたが上司から次の様な指示を受けたとします。
 「今度の製品は重要な製品だ。信頼性の高い設計をしてくれ!」、「今度試作する製品の信頼性評価をしてくれ!」、「昨年量産した製品の市場不具合が発生した。調査分析し、処置を考えてくれ!」 さあ!あなたならどうしますか?
 「何をしたら良いかわからない」、「どんなデータを集めたら良いかわからない」、「集めたデータをどう解析したら良いかわからない」 この様な悩みを抱く技術者は多いのではないでしょうか。
本研修では、“信頼性活動”は『何をすればよいか。』『どんなデータを集め、どのように解析すればよいか。』を学びます。
開発設計、品質保証、検査、及び製造部門の入社2,3年~中堅までの技術者及びスタッフ
製品の目標値決めに不可欠な
「品質機能展開」

新製品を企画してみよう
新製品を企画するために何をすれば良いでしょうか?又、企画した製品の開発目標値はどのように決めればよいでしょうか?
本研修では製品の開発を決める方法として有効な『品質機能展開』を習得し、製品企画から目標値設定までが出来るように、(1)講義で手法を知り(2)事例でさらに知識を深め、(3)演習で具体的な実施方法を体得するという3段階で学び、『品質機能展開』の実践力を身につけます。
・製品及び設備の開発・設計部門の入社10年目くらいまでの技術者。
・製品及び設備の開発・設計部門の部下を指導するリーダー・マネージャー。
不良品流出防止の決め手
「QA ネットワーク」
「自分が担当している製造工程の強みや弱みを知りたい。」「保証項目A をライン全体で確認でき、工程を跨いだ流出防止策の確認をしたい。」「ライン全体の保証状況を関係者全員で共通認識したい。」
こうしたことで、悩んでいる技術者や管理者(設計、生産技術、生産、検査、品質保証)は多いのではないでしょうか。
本研修では、製造現場で“品質保証の網”をはって、不良品を工程内でどう捕まえているのかを、発生防止・流出防止の両面から抽出し、不良品をつくらない・流さない工夫をして社外への不良品流出を防ぐ『QA ネットワーク』を、(1)講義で知り、(2)事例でさらに知識を深め、(3)演習で具体的な実施方法を体得するという、3段階で学び、『QA ネットワーク』の実践力を身につけます。
・製造部門の入社10年目くらいまでの生産技術者、現場スタッフ
・製造部門の部下を指導するリーダー・マネージャー
・設計、品質保証部門の入社10年目くらいまでの技術者
技術者に必須の “17の品質手法” を学ぶ「品質力圧縮講座」

品質とは、品質管理とは・・・から始め、品質手法までを1日で学ぶ
「品質を知らなくてもモノは出来る」、「品質を知らないとクレームの山となる」と言われます。では何を学んだら品質が分かるのでしょう。
学ぶのに膨大な日時を要するのでは思われている方も多数いらっしゃると思います。本研修は、”品質とは何か、品質管理とは何かなど、品質の考え方の理解から始め、開発設計と生産における品質の作り込みや人作り・仕組み作りまで、技術者に必須の “17の品質手法” を1日で学ぶ講座です。
これにより、品質・品質管理の世界を鳥瞰図的に学ぶことが出来ます。
・入社10年目ぐらいまでの設計、製造、品質保証部門の技術スタッフ
・部下を指導するリーダ・マネージャー
  「要素技術」に関する研修  
ゴム材料の知識と選定・加工のポイント」 製品は通常、金属、樹脂など複数の材料の組み合わせから成ります。従って、開発・設計部門はもちろん、品質・生産技術・生産などモノづくりにたずさわる方は、直接関係する部品の材料だけではなく、その部品が関係する相手部品の材料を含む幅広い材料知識・知見が求められています。
本研修では、モノづくりの材料の基本となる「ゴム材料」を取り上げ、「最適な選定と正しく使用するための確かな基礎知識」を身につけます。
開発、設計、品質、生産技術、生産、及びこれらに類する業務に従事する方、初心者から中堅技術者まで
「樹脂材料の知識と選定・加工のポイント」 製品は通常、金属、樹脂など複数の材料の組み合わせから成ります。従って、開発・設計部門はもちろん、品質・生産技術・生産などモノづくりにたずさわる方は、直接関係する部品の材料だけではなく、その部品が関係する相手部品の材料を含む幅広い材料知識・知見が求められています。
本研修では、モノづくりの材料の基本となる「樹脂材料」を取り上げ、「最適な選定と正しく使用するための確かな基礎知識」を身につけます。
開発・設計・品質・生産技術・生産部門の初心者から中堅技術者
金属材料の知識と選定・加工のポイント」

【鉄鋼・非鉄金属編】
製品は通常、金属、樹脂など複数の材料の組み合わせから成ります。従って、開発・設計部門はもちろん、品質・生産技術・生産などモノづくりにたずさわる方は、直接関係する部品の材料だけではなく、その部品が関係する相手部品の材料を含む幅広い材料知識・知見が求められています。
本研修では、モノづくりの材料の基本となる「金属材料」を取り上げ、「最適な選定と正しく使用するための確かな基礎知識」を身につけます。
開発・設計・品質・生産技術・生産部門の初心者から中堅技術者
鉄鋼材料の
「熱処理及び表面硬化」
本研修では、鍛造や板成形など塑性加工にかかわる技術者や金型技術者など機械系技術者を対象に、金属材料の熱処理、特に鉄鋼材の熱処理と組織の関係、機械的特性との関係を解説します。
また表面処理方法についても概説し、その活用方法や注意点、部品の設計や金型の寿命向上に取り組む際に鉄鋼材料や熱処理の知識で合理的な改善ができるよう身につけます。
・鍛造や板成形などの塑性加工に関わる技術者
・金型技術者などの機械系技術者
(初心者から中堅技術者)
樹脂成型の知識 自動車部品・家電製品・電子部品・食品容器・医療用具などに、軽量化・高強度・柔軟性・透明性・複雑形状化などを狙いに樹脂を多用しています。
本研修では、樹脂の種類や特徴を踏まえた上で、射出成型、ブロー成型等の成型技術の概要を解説し、成型のための金型についても解説していきます。
開発、設計、品質、生産技術、生産、及びこれらに類する業務に従事する方、初心者から中堅技術者まで
「金属疲労メカニズムと疲労強度の向上技術」 金属疲労については、橋梁と構築物等マスコミでも取り上げられ、周知されています。しかし機械部品も含め、疲労破壊を設計段階で予測し安全を担保することは現在でも大変難しい課題です。度を超えれば過剰設計となり製品として成立しにくくなります。また、保守点検で早期発見するには高額な費用を要し、加えて早期発見できる保証はありません。金属疲労事故は同じような部品で繰り返し起こっていますので過去の破壊事例に学ぶことが近道ではありますが、これには材料や材料強度に関する幅広い知識が必要です。
本研修では、鉄鋼材料を中心に材料の基礎知識から、疲労強度や疲労強度の向上方法まで、幅広い実例や講師の経験も交え、本質的な技術ポイントを押さえた知識を身につけます。
開発・設計・品質・生産技術・生産部門の初心者から中堅技術者
「トライボロジー概論

(摩擦・摩耗・潤滑)
多くの機械部品には摺動部が存在し、摺動面の摩擦や摩耗でフリクションロスや部品の摩耗、異音など様々な諸問題が発生しますが、その解消にはトライボロジーを最適制御する必要があります。その為には、摩擦・摩耗・潤滑の原理を理解した上で、最適な摺動部材やその表面処理および潤滑剤の選定、潤滑剤が摺動部材に与える影響等を理解することが求められます。
本研修では、座学と演習を通じて、高品質な摺動部品の設計および取り扱う上で必要なトライボロジーの基礎知識と実践力を習得して頂きます。
メカおよびメカトロ関連に従事している若手技術者から中堅技術者
意外と知らない接着剤による
「接合技術」

(化学的接合)
接着剤(または粘着剤)は部品の接合やポッティングなど幅広い用途で使用されています。しかし、接着メカニズムを理解した上で、被着体と接着剤との間の界面状態や接着剤(高分子材料)の特性を理解して使用しないと、高品質(ex.接着力,剥離力、耐久性等)な接着を得ることは出来ません。但し、接着剤は誰でも気軽に使われる材料であるだけに、とかく経験的に使用され、接着トラブルが多く発生しています。
本研修では、接着剤(粘着剤)の基礎知識や設計および取扱う上での留意点を座学と演習によって習得して頂きます。
機械系/電気・電子系/化学系に関わる部門の初心者から中堅技術者
ねじ締めの勘所
ねじ締付技術」

(機械的接合)
ねじは多くの部品の接合に用いられていますが、ねじの知識がないまま経験的に使ってしまうため、ねじのゆるみや疲労破壊、遅れ破壊などを原因とする重大なトラブルを引き起こしてしまいがちです。この問題を解消するには原理原則に基づき、適正なねじの締付けや取扱いをする必要があります。
本研修では、ねじの締付け原理や締付け管理法を理解した上で、設計・取扱い上の留意点やトラブル事例を学び、ねじの正しい使い方を座学と演習によって習得して頂きます。
機械系/電気・電子系/化学系に関わる部門の初心者から中堅技術者
溶接・はんだ付け・ろう付け
「溶接・ろう接技術」

(冶金的接合)
近年、異種材料の接合で、レーザー溶接や圧接(ex.摩擦撹拌接合等)などの技術が採用されるなど、製品の軽量・剛性・コスト等の観点から、最適な材料選定と接合法の選択ニーズが高まっています。金属や非金属、樹脂、セラミックスなどの接合には、機械的接合・冶金的接合(溶接・圧接・ろう接)・化学的結合(接着)などがありますが、異種材料(複合材含む)の接合や生産性向上など新たなニーズに対応する接合技術の選定や新技術開発・改良のために、現状の接合技術を幅広く知る必要があります。
本研修では、特に冶金的接合技術の基礎知識と設計および取扱い上の留意点を総合的に学び、さらに演習を通じて理解度を深めて頂きます。
機械系/電気・電子系/化学系に関わる部門の初心者から中堅技術者
表面処理の勘所
表面処理技術」

摩擦や摩耗などエネルギー損失の低減
表面処理は金属や樹脂部品の素材性質を変更することなく短期間、低コストで1)外観を良くしたり、2)腐食防止、3)素材にない機能(ex.機械特性:表面硬度/潤滑性/耐疲労性、光学特性、熱特性など)を持たせることができますので、現在、自動車部品や電子部品(HDD)など様々な分野の製品・部品に使用されています。また従来は表面処理としてめっきや塗装、熱処理などが施されていたものが、近年では、気相法による表面処理(ex.CVD,PVD)技術が発展し、新たな機能で利用分野が広がってきています。
本研修では、表面処理の基礎知識と設計および取扱い上の留意点を総合的に学び、さらに実践に活かすために演習を通じて理解度を深めて頂きます。
機械系/電気・電子系/化学系に関わる部門の初心者から中堅技術者
「シール技術

不具合事例に学ぶ液漏れ・異物混入防止のシール設計
シールには、運動用シール(ex.オイルシール、メカニカルシール)、固定用シール(Oリング、ガスケット、発泡シール)等があり、密封流体や異物侵入防止等が目的となっています。しかし運動用シールでは、摩擦抵抗や摩耗、異音等、また固定用シールの場合では、シール部材の永久変形や密封流体、使用環境条件によるゴム材料の劣化による重大トラブルが懸念されます。
本研修では、上記課題を解消するため、シールの原理を理解した上で、シール設計と取扱いの留意点を座学と演習で習得して頂きます。
機械系/電気・電子系/化学系に関わる部門の初心者から中堅技術者
熱処理技術」

材料の高品質・高信頼性確保の為の設計知識
電気・電子産業や自動車産業などは多くの材料で支えられています。高品質・高信頼性が確保できているのは熱処理や表面改質のおかげであるといっても過言ではありません。熱処理をよく理解していないと、材料の優れた性質を使いこなせないだけでなく、重大なトラブルを引き起こしてしまうことすらあります。
本研修では、鉄鋼材料・各種金属材料の基礎知識と使用目的を考えた熱処理の選定方法を学ぶと共に、演習及びグループ討議を通じ、実践力をも習得していただくことを狙いとしています。
機械系/電気・電子系/化学系に関わる部門の初心者から中堅技術者
切削技術

切削加工に於ける問題
機械加工の領域と技術的位置づけを総論として話をします。各論として旋削加工、ドリル加工、フライス加工を取り上げ、これらの加工法の特徴と問題点について説明します。取り上げる材種はアルミ合金、ステンレス合金、鉄鋼材料で、これら材料における加工上の問題点について解説します。総合問題として機械加工における経済性の検討について説明します。また理解度を確認させる方法として旋削加工、穴あけ加工、ミーリング加工に関する演習問題を行います。 生産技術を担当する初心者から中堅技術者
「塑性加工技術

塑性加工技術を知りつくす
塑性加工とは、塑性を利用して材料を永久変形させ、目的に応じた寸法や形を得る加工のことで、その方法には、鍛造、圧延、曲げ加工、せん断加工、押出し加工、引抜き加工、板成形、粉末成形などがあります。塑性加工は、切削加工、付加加工などの機械加工と比べ、①材料歩留りが良好、②型を用いての形状転写のため、生産性が高く大量生産に向く、③素材が塑性変形することで、当初存在していた材料内部欠陥の消滅や、加工硬化による強度増加など材料改善が見込める、等の優れた特徴を有します。その為、自動車部品をはじめ各種分野で多用されると見込まれています。
 本研修では、技術者・設計技師に大いに役立つ様、各種加工法の基礎的な知識や塑性加工技術および新しい加工法まで、幅広く取り上げます。
開発、設計、品質、生産技術、生産、及びこれらに類する業務に従事する方、初心者から中堅技術者まで
金属疲労の基礎と疲労破壊の破面解析および対策 機械構造物の破壊事故は、6~8割が何らかの疲労損傷によると言われます。比較的小さな荷重が繰返し負荷されることによって生じる疲労破壊は,前兆を捕らえることが難しく、壊滅的な破壊事故を起こす危険性があります。その為、機器の安全設計だけでなく保守や点検なども含めて信頼性を確保する場合、疲労破壊機構の基礎や基本的な疲労設計手法を理解しておくことが欠かせません。また実際に破損事故が起こった場合は、得られた破面から情報を探るフラクトグラフィが破壊事故解析の重要なツールとなるため、その基礎を理解しておくことも重要です。
 本研修では,金属材料の基本的な疲労破壊メカニズム、および切欠きや平均応力と行った疲労寿命に影響を及ぼす因子を考慮した疲労設計手法について解説します。さらに、特に疲労破壊に関連した基礎的なフラクトグラフィ手法についても解説するとともに、疲労破壊を防ぐための一般的な対策例を紹介します。
機械全般の設計,生産技術,保守,点検等にかかわる技術者
疲労破壊に困っている現場の技術者
「金属材料の腐食防食に関する基礎知識」 金属材料の腐食により事故や品質問題などの影響を受ける業種は、化学、機械、輸送用機器、海運業、建設業など多岐にわたり、またそれぞれ腐食の種類や形態も異なっています。金属はある環境下で使用され、その環境によって化学的・電気化学的に侵食されることが腐食です。金属材料の腐食の基礎知識がなければ、不具合の「未然防止」は困難です。また不具合が発生した場合の適切な対策が実施できず、類似不具合の再発を防ぎきれません。本研修では、化学・電気・環境・材料などが複雑に絡み合って起こる金属材料の腐食現象について、各々の腐食の基礎知識から始め腐食防食対策の事例まで幅広く解説していきます。金属材料の腐食問題に関する知識全般を習得できます。 開発・設計・品質・生産技術・生産部門の初心者から中堅技術者
「モータ技術の基礎」

モータの性能の見方と使い方の知識
自動車用パワーエレクトロニクスは、HV車やEV車の時代を迎え、ますます重要になってきています。併せて、ネオジウム磁石の特許切れによって低コストで使えるようになり、産業界では、永久磁石モータを利用した小型・軽量・高効率化に対する関心が非常に高くなっています。
本研修では、車載用モータとして利用されている直流モータ、誘導モータ、永久磁石同期モータの制御に必要な技術の基礎、及びモータ制御に必要なパワーエレクトロニクス技術から始め、最も制御が簡単な直流モータ、誘導モータ、永久磁石同期モータの各制御法を順に解説します。
モータ制御に関わる部門の初心者から中堅技術者
現場のモータ技術」

(必須6項目)
「2050 年カーボンニュートラル」に向け、様々な製品に搭載されているモータシステムは高性能や省エネなど高度化が進んでいます。
本研修は、モータシステム開発の実務に46 年間携わった講師が、はじめてモータを取り扱う初心者から中堅技術者に必須の項目を取り上げた講座です。モータを使用するユーザ側と製造するメーカ側の双方の技術者が実務で使えるよう、モータを取り扱う上で実際に「遭遇する6つの事像」を中心に解説します。また講師が経験したノウハウやトラブル解決法などの事例も紹介します。本研修でモータシステムの全体像を学び、実務に活用して頂きたいと思います。
モータおよびシステム設計、開発、品質、検査・メンテンスを扱っている初心者から実務経験者。
「モータの振動騒音と対策法」 洗濯機・エアコンなど家電製品、産業用、工作機械や医療機器、最近では電気自動車(EV)など、幅広い分野で使用されているモータは、これまで小型・軽量・高速・高効率といった幾多の技術改良がなされてきました。しかし、騒音・振動に課題が残っています。「モータ音や振動を発生しないようにするにはどうしたらいいですか?」「どのような発生メカニズムでモータ音がでるのですか?」「トラブルの対策はどのような方法があるのですか?」といった質問・疑問は良く聞かれます。本研修は「46 年間のモータ設計開発の実務に携わった経験とノウハウ」を持つ講師が、実務で使えることを狙いに、モータの振動騒音とその対策法を事例も交えて詳説します。 モータおよびシステム開発、研究、品質、検査を扱っている初心者から実務経験者
「モータシステムに活かすCAEの基礎と応用」 モータシステムは、小型・軽量・低消費電力・低騒音/低振動の要件を満足させることが必要です。しかし実験・試作を繰り返す従来の手法では、これら要件に対応するのは難しいと言わざるを得ず、CAE* 解析の導入が必須となっています。本研修では、①モータシステムにCAE を適用するモデル化や境界条件を設定する際のノウハウを学びたい、②自信を持って計算精度向上や解析結果の見方や評価ができるスキルの習得、③「新人にCAE を普及させたい。教育できる実務経験者がいない」などの困りごとの解消、④今さら聞けないCAE に必要な基礎知識をしっかり身に付け役立たせたい ・・・ といったニーズに応える講座です。本研修は「46 年間のモータ設計開発の実務に携わった経験とノウハウ」を持つ講師が、実務で使えることを狙いとして解説していきます。
*CAE とは「Computer Aided Engineering」 の略。コンピュータを活用したシミュレーションや解析。
モータシステム開発、研究、品質、検査を扱っている初心者から実務経験者。
「電子機器(メカトロニクス)の基礎 本研修では、メカトロニクスの3大分野(機械工学・情報工学・電気電子工学)に関し、各分野に必要とされる知識について、センサ・アクチュエータ・コンピュータ制御を中心に、横断的に解説します。 センサ・アクチュエータ等のコンピュータ制御に関わる部門の初心者から中堅技術者
電気・電子回路の基礎」 本研修では、電気とは何かから始め、抵抗・コンデンサ・コイル等の受動素子やダイオードやトランジスタ等の能動素子、及びデジタル・アナログ回路を解説し、また電子回路図面の基本的なルールを説明します。尚、希望により、実際に簡単な回路組み立て演習を通し、電気とは何か、電気の制御、電気の回路について理解する実習の追加も可能です。 電気・電子回路に関わる開発・設計・品質・生産技術部門の初心者から(機械工学出身の)中堅技術者
「アナログ回路の基礎知識」

デジタル回路の開発・設計にも役立つ知識
半導体素子の高集積化により電子回路は今やデジタルに移行したかに見えます。しかし、デジタル回路はアナログ回路の一部といわれ、またデジタル回路に携わっていて問題に直面した場合、アナログ回路の知識がその解決に役立つことが知られています。アナログ回路に精通しておくことは、電子回路の開発・設計者に必須のスキルです。
本研修では、基本的な半導体(ダイオード、トランジスター、FET、オペアンプ、コンパレーター)の基本動作の理解から始め、これら半導体を使った各種回路の概要を学び、その設計ポイントや特性の確認方法などを幅広く解説します。これにより、改めてアナログ回路に関わる基礎知識を習得し、電子回路の開発・設計に役立てて頂くことを狙いとします。
電気・電子回路に関わる開発・設計・品質・生産技術部門の初心者から中堅技術者
「電子機器のEMC対応設計」

EMCの基礎理論から最新の事例まで
近年の電子機器の高密度に伴い、EMC(Electro-Magnetic Compatibility、電磁環境適合性)性能の確保は難しくなる一方です。また、その対応においても、デバイスの高周波化やパワーデバイスの使用に伴って、多岐にわたる技術力を求められるようになってきました。さらに、設計者の専門領域の違いに起因するためか、高周波回路や低周波大電流回路を必要以上に恐れたと思われる設計も散見されます。
本研修では、電子機器がパワーエレクトロニクス回路・デジタル回路・アナログ回路の混在型であることを前提として、回路基板設計から、筐体への搭載法、ワイヤハーネスの処理法等の注意事項などに至るまで、事例を基に分かりやすくEMC対策を解説します。また事例によっては、モデルを用いたシミュレーションと実験によって考察を補い、極力物理的・普遍的な形で納得できることを目指します。
電気・電子部品設計者、機械設計者
「カーエレクトロニクス用電子部品・材料技術の基礎講座」 カーエレクトロニクス製品は金属、非金属、樹脂など複数の材料の組み合わせから成り立っています。
当研修では、今後、カーエレクトロニクス製品の高機能化、複雑化が進む中で、設計・製造・市場ストレスの影響を抑えるためにも、より重要性を増している電子部品・材料の「適切な選定と正しく使用するための基礎知識」を取り上げます。さらには、具体的なボディー系車載用電子製品の電子部品・材料やその製造に関する設計ノウハウ・失敗事例等を織りまぜ、分かりやすく解説していきます。
電気・電子回路に関わる開発・設計・品質・生産技術部門の初心者から中堅技術者
「電子製品の品質保証の勘所」

カーエレクトロニクスの実務経験から学ぶ実用知識
自動車のエレクトロニクスは、年々大規模化・複雑化してきました。今後、電動化や自動運転化もあり、電子製品の信頼性に対する要求は一層増していきます。
車載用電子製品及びそこに使われる電子部品の品質を担保する為には、設計段階や生産準備における充分な検討はもちろん、量産時の日々の適切な管理、及び問題発生時の的確な対処なども必要不可欠です。
本講座は、自動車部品メーカーで長年、電子製品の品質業務に携わってきた講師が、豊富な実務経験を基に品質保証のポイント(含む電子部品の壊れ方、不良流出防止策)を、分かりやすく解説します。実用知識が身に着く恰好の講座です。
電気・電子部品設計者、機械設計者、並びに品質関係者
  その他の研修  
「技術ロードマップ」

製品・技術開発に資するロードマップの作り方と活用
ロードマップは、①事業的に有望かつ実現可能な新規事業の創出、②技術開発投資における重点分野の選択、③不確定要因(技術的リスク)の洗い出し、④直近の経営施策の判断材料、⑤株主や従業員に対する技術開発投資の背景や方向性の説明等に有効とされています。では、こうした期待効果を現実のものにするには、どのようにロードマップを作り、また活用したらよいのでしょうか。
本研修では、多数のロードマップ実例を(紹介し)パターン分類することから始め、事例を交えてロードマップ作成のための必須要素、及びロードマップを活用するための実践的方法を解説します。
技術部門を始め、経営や事業企画部門・営業部門等々の中堅から幹部社員
「効率よく機能安全開発するためのノウハウ」

事例から学ぶISO26262の10個のポイント
近年、自動車の機能安全規格ISO 26262への適合が国内外において必須となりつつあり、多くの企業が対応を進めています。 しかしISO9001やCMMIなどの品質管理プロセスが十分にできていたとしても、初めての機能安全開発では、ISO 26262の具体的な解釈がわからない、開発コスト増加への対策ができていない、など課題が多いようです。
本研修では、これまでの機能安全認証取得と機能安全対応支援経験を踏まえ、ISO 26262の概要・必要要件・必要性・対応事例について解説し、効率よく機能安全開発を実施するためのノウハウを説明します。
関係部門の初心者から中堅技術者
「信頼性試験と故障解析

理屈/理論を押えてこその信頼性試験
表面的な信頼性試験では意味がありません。理屈/理論を押えてこそ未然防止できる考え方を身に付けることが出来ます。
本研修の狙いは以下の通りです。
 ・検出すべき故障と試験結果の判定法を学び、見落としのない試験を行えるようにします。
 ・加速化理論を学び、市場と対応のとれた試験条件を設定できるようにします。
 ・故障メカニズム仮説のデザインを学び、故障解析を整然と行えるようにします。
設計者、並びに品質保証技術者で信頼性試験のレベルUPを図りたい方
自動車エンジンと制御部品」

最新注目技術と今後のトレンド
自動車向けパワートレイン(主にエンジン関係)と制御システム・構成製品に関する基礎知識から最新技術、及び低燃費技術やエコカー技術等の今後のパワートレイン動向を分かりやすく解説します。更に最近のグローバルな自動車排ガスや燃費に関する規制動向についても詳説します。 車載製品に関わる企業の技術者、品質、企画。また営業部門の方にもおススメ
「プロジェクトマネジメントの向上」

PMBOKによる職場の問題解決の実際
プロジェクトマネジメント技法である”PMBOK”を理解し実践することにより、仕事の段取り力を高め、的確な業務推進が可能となり、職場の問題も解決できます。
本研修は、講師の実務経験を基に、プロジェクト立ち上げからの流れ・必要事項・やり方に関し、”PMBOK”の理論と実際の実務とを対照しながら解説していきます。また演習も交え実践力を身につけて頂きます。尚、本研修は、プロジェクトリーダーの育成も狙いとしています。
開発設計・生産技術・品質保証・製造部門の初心者から中堅技術者、またチームリーダー等の管理者の方にもおススメ
「アジャイルのモノ造りへの適用」

プロジェクトマネジメントを基礎として
開発型プロジェクトの進め方として、プロジェクトマネジメントには2つの手法があります。1つは従来からの、目標・仕様を決め、計画をしっかり立てて進める「ウオーターホール」型、もう1つはソフトウエア開発向けに発展してきた「アジャイル」型です。アジャイル(Agile)は迅速なという意味を持ち、短サイクルの作業の繰り返しにより、従来のやり方の数倍の効率化(時間短縮)が期待できるとされます。
本研修では、モノ造り開発に「アジャイル」型プロジェクト・マネジメントを適用する方法について、豊富な演習を交え実践的スキルを習得します。
製品設計担当者及びチームリーダークラスを対象とします。尚、(アジャイルは知らなくとも)プロジェクト・マネジメントの概要を知っていることが望ましいが、開発に関わった経験があれば結構です。
「アジャイルによる開発力の向上」

「TPS」から生まれた「アジャイル」方式
アジャイルは、開発期間の大幅短縮が可能になる手法として世界中で脚光を浴びています。同方式は、トヨタが生んだ「TPS」(トヨタ生産方式)が米国で整理・文章化され、もの作りでは「リーン生産方式」、発展して「リーンマネジメント」・「アジャイル開発方式」として生まれ変わり、広く実践されているものです。本研修は、原点に立ち返って、「TPS」の基本原理とアジャイルとを比較し、その原理や長所・短所なども含めてアジャイル開発方式の理解を深めます。アジャイル開発方式の活用方法や採用検討に役立つ基本的な知見を学んで頂けます。 経営者、開発部門責任者・管理者、ソフトウェア部門責任者・管理者、品質保証・管理部門、アジャイル開発に興味を持たれる方
「新しい価値を創造するイノベーション力」

世界№1製品をつくる為の創造思考技術
顧客ニーズに応えて「技術・技能」の観点から製品開発を追求した20世紀の「How to」時代から、21世紀は「なぜ必要で」・「何をすべきか」という「Why、What」の価値観や、新たな商品像・事業像を考えた製品開発が必要など、まさにイノベーション力が求められる時代に突入しています。
本研修では、講師がアンチロックブレーキシステムなど世界No.1製品づくりの経験から体得した、実践的なイノベーション手法、及び「Why、What」からの理想の製品像を追求する手法、理想の製品像と現製品とのギャップを克服する為の具体的・実践的な取り組みを説明します。また演習を通じてイノベーション力の実践力を高めます。
21世紀の新たな日本流モノづくりを目指すビジネスリーダー
「人を活かす 製造現場づくりの実際」

海外工場でも実証された現場力アップの成功実体験
モノづくりには高い現場力が求められます。しかし昨今の日本では、その現場力が落ちているのではとの声も聞かれます。
本研修は、長らく国内・海外の工場管理者を務め、”人を活かす工場管理”を通じて現場力を高めることに成功してきた講師が、その 「豊富な実体験」 を交えながら、 「製造現場づくりの実際」 を詳しく解説します。
生産性向上や品質改善、職場の活性化等、現場力を更に高めたい工場管理者の方に、是非、受講して頂きたい研修です。
生産性向上や品質改善、職場の活性化等、現場力を更に高めたい工場管理者、海外工場の運営に携わる関係者
「自動車の電動化/自動運転/MaaSの最新動向」

100年に一度の大変革の急展開を読み解く
世界各国のカーボンニュートラル宣言によりEV化に焦点が集まるなど、自動車の変革はここに来て益々加速化する動きを見せています。こうした背景の元、本セミナーでは、電動化はもちろんのこと、変革ポイントとなるCASE(コネクティッド、自動運転、シェアリングサービス、電動化)やMaaSについて、最新の動向や特徴を含め、詳しく解説します。今後の自社の製品の事業性や新しい製品開発を検討するうえで、大いに参考にして頂ける内容です。 CASE、MaaS自動車・自動車部品・関係者(技術者、経営者、営業、生技等)。車載製品に関わる企業の技術者、品質・企画・営業部門の方
「シーズ起点型デザイン思考」

模擬ワークにより実践体験で学ぶ
「デザイン思考」(Design thinking)が注目されています。デザイン思考とは、「自社の技術優位性」や「競合他社との差別化」により製品開発するのではなく、「ユーザーが真に欲しいものは何か」を起点に、既存の製品とは異なる新たな価値を備えた製品(or 価値そのもの)をいち早く市場に提供しようとする思考プロセスを体系化したものです。しかし、技術シーズを基にしない為、デザイン思考は、”使いにくい”・”期待通りの結果が得られない”との声も聞かれます。またデザイン思考に付きまとう”曖昧さ”が、理論の積み上げに慣れたエンジニアには、腹落ちしにくい要因となっています。これら欠点を解消し、”エンジニアのためのデザイン思考”として、2020年に誕生したのが『シーズ起点型デザイン思考』です(デンソーとトリニティとの共同開発)。
本研修は、この『シーズ起点型デザイン思考』の誕生に深く関わってきた講師自らが解説する講座です。新製品開発や新事業創造をミッションとして日々奮闘している方々に、自社シーズ技術を活かし新たな価値を生み出す思考プロセスを体得して頂きます。
新事業・新商品開発をミッションとしているエンジニア、企画系・営業系の人にもお勧めです。
(特段の予備知識は不要です。)
「競争力ある製品設計に欠かせないVEとその活用

(演習付)
自動車や自動車部品会社では、お客様に「もっと良いクルマをより安く」お届けするため、必要とされる機能を最小のコストで実現すべく、VE(Value Engineering:価値工学)を導入し、新製品開発に活用しています。企業として生産性を向上し利益を確保していくうえで、単にコストダウンを狙うのでは、多様化し高度化したお客様の要求を満たすことは不可能です。製品の価値を機能とコストのバランスで捉えていく考え方が必須となります。まさにVEは、こうしたニーズを実現するための非常に有効な工学的手法です。本研修は、多くの技術者にVEの意味やその有効性、更には原価低減手法までを解説し、自動車製品の実例を紹介ながら、実務の中でVEを活用できる実践力を身に付けることを狙いとします。 製品開発・設計、生産技術部門などの若手から中堅技術者、VEや原価・製造コストを学びたい方