機能安全開発
効率よく機能安全開発するためのノウハウ
~事例から学ぶISO26262の10個のポイント~
【対象者】
関係部門の初心者から中堅技術者
【概要】
近年、自動車の機能安全規格ISO 26262への適合が国内外において必須となりつつあり、多くの企業が対応を進めています。 しかしISO9001やCMMIなどの品質管理プロセスが十分にできていたとしても、初めての機能安全開発では、ISO
26262の具体的な解釈がわからない、開発コスト増加への対策ができていない、など課題が多いようです。
本研修では、これまでの機能安全認証取得と機能安全対応支援経験を踏まえ、ISO 26262の概要・必要要件・必要性・対応事例について解説し、効率よく機能安全開発を実施するためのノウハウを説明します。
【目次】
1. 機能安全とは? ~身近な危険事例から~
(1) 身近な危険事例
(2) 機能安全対応の動向
(3) 従来の開発との違い
(4) 重視されているポイント
2. ISO 26262の概要 ~規格書の歩き方、その哲学~
(1) ISO 26262の概要
(2) 安全ゴールとは
(3) 安全方策
(4) 安全ケース
(5) ASILの主な違い
3. 安全設計に関する対応事例
(1) ハザード&リスク分析と安全分析
(2) 機能安全コンセプトの作成
(3) 技術安全コンセプトの作成
(4) 安全分析演習
(5) ASIL分解
(6) ソフトウェアにおける安全策
4.安全プロセスに関する対応事例
(1) 機能安全で要求されるプロセスとは
(2) トレーサビリティ管理とは
(3) トレーサビリティ管理演習
(4) 機能安全で要求される文書化の方法
5.これから機能安全を取り組む際の注意点