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2011年10月11日

車載用電子機器の信頼性向上とそのポイント

電子制御燃料噴射システム用ECUを例に、過去の失敗事例、ハンダ付け技術、信頼性評価方法を詳説

概要

車載用電子機器では信頼性の確保が最も重要である。ここでは電子制御燃料噴射システム用ECU(電子制御ユニット)を例に、開発、設計、製造の各過程でどのように信頼性を向上させたかを事例を交えて解説する。制御機器の設計では制御対象、システムを良く理解することが必要であり、エンジンの進化に連れて電装機器がどのように変わっていったか、現在のように中枢の基本機能まで電子化されていくまでの過程に触れる。

一方でユーザーの期待する品質と実際の製品における品質の乖離、家電と自動車の比較、リコール事例の分析などを行い、市場での使用状況と設計寿命、保証年数と耐用年数などをどのように考えたら良いかについても考察する。実際に製品化するに当たっての設計品質の問題、回路設計と基板設計間の盲点などトラブル事例から車載での留意点、考え方についても紹介。製造品質の観点から作りやすさへの配慮、接続の問題、新工程の導入例についても取り上げる。

また、信頼性の評価として試験の狙い、寿命と故障率、故障解析、再発と未然防止、車載環境での評価試験方法などについて解説し、最後に自動車用電子機器の将来動向に触れる。

  • 日時:2011年10月11日(火) 10:00〜17:00
  • 会場:TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター(東京都中央区)
  • 主催:日経Automotive Technology

プログラム詳細

講師

ワールドテック
顧問(元・デンソーエレクトロニクス品質保証部長)
遠藤 久仁男

10:00〜17:00

1. 自動車用電子機器の歴史

電子制御式ガソリン噴射システム用ECUの開発の歴史を事例により解説。

  • 電子化への流れ
  • 中枢機能の制御への進化
2. 要求品質

電子機器の品質上の重要ポイントを解説。

  • 家電の保証期間とリコール問題
  • 車の保証期間と耐用年数
3. 設計品質

電子機器を設計する上で、考慮すべきポイントを解説。

  • 考慮する事項
  • 回路の設計思想を基板設計へ反映
  • 過去の失敗に学ぶ
  • 回路設計と基板設計(トレードオフ)
  • ストレスを低減する取り付け方法
4. 製造工程の留意点

電子機器製造の重要工程であるハンダ付け技術について解説。

  • 素子の接続方法
  • アキシャル/ラジアル部品
  • 表面実装部品
  • フローハンダ
  • 手ハンダ
  • リフローハンダ
  • 表面実装部品の損傷
  • ハンダ強度について
5. 信頼性評価方法

自動車の実使用条件を反映した電子機器の信頼性評価を解説。

  • 車載環境
  • 特性試験
  • 耐久試験
  • 冷熱サイクル試験
  • 基板材質とハンダの耐久性
6. 自動車用電子機器の将来動向

電気自動車をはじめ、自動車用電子機器の将来動向について解説。

  • これからのECU設計
  • 直流から超短波まで
  • 電気自動車の台頭
  • コストの観点からの最適品質
  • 製造工程の環境対応

詳細情報に関する連絡先 :

株式会社ワールドテック
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